おやじウォーズ・エピソード1/副業の序章

アメリカへの留学から
無事に帰国したおやじは、
就職活動を始める、

地元の優良企業への就職を決め、
結婚もして子宝にも恵まれた、

在職中には国内留学の後、
博士(工学)を取得、

順風満帆、この先は
社長を目指すぜ、

そんな矢先に
それは少しずつ
近づいて来ていた、
















A long time ago in a galaxy far, far away…
























でええええええ!!!!
ポロロン、ポロロン、
ぱぱぱぱぱぱ、ぱぱぱぱぱぱ、
てててて~て~
てててて~て、
てててて~て、
てててて~





















まだ40代後半だった頃、
勤めていた会社の業績は悪く
外資への身売りの話が
ちらほらと噂されていた、

ある日はそれは本物となった、
なんとそのグループの外人が
会社を訪れて視察に来たのだ、

その時私は会社で唯一
英語が喋れたので、
通訳を任された、

そこから先はとても速かった、
ラボは解体され横浜へ
地元には小さい調査部隊のみが
残された、

私はタイミングを見計って
会社を退職した、
優秀だった仲間も
みんな辞めて行った、

私は再就職先もなく、
行き成り辞めてしまったので、
途方に暮れていた、

今思えばハローワークに行って、
失業保険を貰えば良かった、
そんなこともわからいほど、
元気を失っていた、

思い切って全く別の
業種で職を探そう、

また1から始めればいいじゃん、
そう思っていた、

異業種の会社と
何社も面接を行ったが、
答えはノーだった、

そんな時
1本の電話がかかってきた、
昔一緒だった先輩からだった、

先輩は元々私の勤めていた会社を辞めて、
外注先の会社へ転職していた、

面接するだけしてみれば?
彼はそう言ってくれた、

面接の先はオーナー会社だった、

まさにダークサイド、
私はすんなりと受け入れてしまった、

元々のお客さまも戻ってきてくれて、
仕事も順調にスタートできた、

仲間も全て知り合いなので、
何も気にする事はなかったのだが、
元々の会社を逃げ出した奴らなので、
質がとても悪いことが特徴的だった、

難しいこと面倒くさいことに対して
挑戦する意欲が全くない、

私はもっと自由な発想で、
自由に仕事をしたいのに、

毎日そう思っていた、

通勤時間は片道1時間、
前は15分だったので、
これに耐えることができなかった、

それを救ってくれたのが、
40代独身のスレンダー美人であった、

彼女のおかげで、
前向きになれた、

これではいかん、
もっと自分らしい発想で、
自分らしく生きて、
自由になりたい、

そうだ副業に挑戦しよう、
これが全ての始まりである、


物語はepisode2へ続く

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