キーワード選定とは?
ブログのキーワード選定とは、
検索エンジンの検索結果で、
上位に表示させたい
キーワードを決める作業の
ことです。
このキーワード選定が
できていないと、
検索エンジンで
自分の記事が上位に
表示されないので、
「ぜんぜん読まれない」
という事になってしまいます。
手順は以下です。
↓↓↓
- キーワード選定してコンテンツ作成
- 狙ったキーワードで上位に表示される
- 選定したキーワードで検索したユーザーに読まれる
- 記事(コンテンツ)にアクセスが集まる
と言った具合になります。
キーワード選定は、
検索上位に表示させて、
読者に読んでもらうために
大切な作業となります。
検索されるキーワードはユーザーの悩み
検索されるキーワードは
『ユーザーの悩み』
そのものです。
人が何かを検索する理由は
「悩みや疑問を解決するため」
なんです、
そこに入力する
キーワードは、
ユーザーの悩みを
ストレートに表現した
ものです。
例えば、
あなたがブログのキーワード
選定方法を知りたいとき何て
検索しますか?
おそらく[ブログ・キーワード選定・方法 ]
って検索しませんか?
キーワードの組み合わせは、
悩み&疑問をより絞り込んだもので、
ユーザーが求める答えを
提供するためにも
「キーワード選定」は
とても重要になるんですね。
キーワードを意識することは、
読者のニーズに応えるということ。
これを意識していないと、
誰からも求められていない
日記のようなコンテンツを
作ることになるので注意です!
ブログキーワードの種類は3つ
ブログのキーワードには
3種類あります。
その種類によって
検索上位獲得への難易度が
変わります。
ブログキーワードの3種類
- ビッグキーワード
[ブログ]というように1語のキーワード - ミドルキーワード
[ブログ・キーワード選定]といような2語キーワード - ロングテールキーワード
[ブログ・キーワード選定・初心者]という3語以上のキーワード
ビッグキーワードの方が
検索ワードに含まれやすいので、
検索ボリューム(需要)も
大きいです。
しかしながら、上位表示させる
難易度は高くなります。
逆に、ミドル、
ロングテールとキーワードを
組み合わせていくほど
「検索ボリューム」は
低くなっていきますが、
上位表示させやすくなっていきます。
キーワードを組み合わせることを
[複合キーワード]といいます。
最初のうちは、
ロングテールキーワードから
狙って少しずつとアクセスを
増やしていくのが王道
スタイルです。
キーワード選定はツールを使って探すもの【想像はダメ】
これらのキーワード選定は、
「ツール」を使って探すもの
であって、想像するものでは
ありません。
ツールを使って探すことで、
想像するよりも「キーワード選定」の
精度も高められますし、
関連キーワードの取りこぼしも
防げるようになります。
また、キーワードには
「検索需要」というものがあり、
それを意識しないと
「上位に表示されたのに
アクセス来ないじゃん・・・」
なんてことになってしまいます。
キーワード選定の手順6ステップ【初心者向け】
キーワード選定の手順は、
以下のとおりです。
キーワード選定の手順
- 手順①:狙う単体キーワードを決める
- 手順②:ツールを使ってキーワード候補を出す
- 手順③:検索ボリュームをチェックする
- 手順④:キーワード分類してグループ分けする
- 手順⑤:優先順位をつけてキーワード選定
- 手順⑥:検索意図を元に「想定読者」をイメージ
順番に説明していきます。
手順①:狙う検索市場(単体キーワード)を決める
まずは、
あなたが狙う検索市場
(単体キーワード)を
決めていきます。
これは、
メインキーワードと言って
コンテンツ化する記事テーマの
大枠を決める作業です。
メインキーワードは
何でも構いませんが、
以下をヒントにすると
良いと思います
メインキーワードのヒント
- あなたのサイトのテーマに合ったもの
- あなたの趣味や特技に関するもの
- あなたの仕事に関すること
- 興味があってこれから学びたいこと
- おすすめしたい商品やサービス名
今回は
『ドラマ・映画をテーマとしたブログ』を
運営すると仮定して、
[動画配信サービス]という
キーワードから広げてみたいと思います。
手順②:ツールを使って候補を出す(ラッコキーワード)
先ほど決めた
メインキーワード
[動画配信サービス]に対して、
どんなキーワードがあるのかを
見ていきます。
ラッコキーワードを
使って来ます。
無料です。
↓↓↓
ラッコキーワードとは?
ラッコキーワード
(旧:関連キーワード取得ツール)は、
無料のキーワードリサーチツールです。
これを使うことで、
過去に実際に検索された
キーワードや、
関連するキーワードを
知ることができます。
メインキーワードを『関連キーワード取得ツール』で検索
『関連キーワード取得ツール
(ラッコキーワード)』に
[動画配信サービス]と入力し、
検索します。
検索結果には、
[動画配信サービス]を含んだ
関連キーワードが表示されました。
表示画面の見方
- 赤枠:検索需要の上位10個のサジェストキーワード
- 青枠:スペースを+した検索需要TOP10
- その他のサジェスト:50音順+ABC順で表示
サジェストとは?
サジェストとは
検索エンジンが提供する
「予測変換」のこと。
過去のデータに基づいて、
一緒に検索される可能性の
高いキーワードが表示されます。
まずはこの中から、
自分が扱うテーマとして
書けそうな(情報を提供できる)もの
を適当に選びましょう。
上位10個の中からでも、
それ以外の気になる
キーワードから選んでもでもOKです。
今回は
[動画配信サービス・おすすめ]を
選んでみます。
しかし、
このままでは、まだ範囲が
広いミドルキーワードなので、
ここから更に絞り込んで行きます。
選んだ2語キーワードを更に検索する
選んだ[動画配信サービス・無料]の
キーワードの横にある
[再検索マーク]をクリックします。
すると、
その2語キーワードを含んだ
3つ目のキーワードが出て来るので、
画面右上にある
[全キーワードコピー(重複除去)]を
クリックしてコピーしておきましょう。
※もしこの先の
キーワードプランナーを
使用する場合。
※クリックするだけで、
コピーは完了します。
手順③:検索ボリュームをチェックする(キーワードプランナー)オプション
キーワードプランナーを使用して、
検索ボリュームをチェックするのは、
オプショナルです。
昔は無料で使えたのですが、
今は少しお金を払って、
広告を流す必要があります。
100円とかでもできます。
もし、ご使用したい方は、
Goggle広告へ登録をする必要があります。
自分でググってもいいですが、
参考になる記事を貼っておきます。
↓↓↓
ここから先は、
キーワードプランナーが
使用でいる状態であること前提に
説明して行きます。
結構、キーワードプランナーが
使えるようにならない!!
方を過去沢山見てきています。
別にマストではありませんので、
ちょっとやってダメなら、
飛ばして次のページに進んで下さい。
では、ここからは
キーワードプランナーの使い方です。
↓↓↓
選んだ『3語キーワード』の
検索ボリュームをチェックしていきます。
検索ボリュームというのは、
1ヶ月間に検索された回数のこと。
これをチェックしておくことで、
過去のデータに基づいた
検索需要のあるキーワードを
選定することができます。
「検索ボリューム」を確認する
Google広告へログイン後、
ツールと設定から
『キーワードプランナー』を開き、
右側の
[検索のボリュームと
予測のデータを確認する]を
クリックします。
検索枠内に
先ほど選んだ『キーワードリスト』を
貼り付けて右下の[開始する]をクリック。
『過去の指標』を
クリックします。
表示された月間検索ボリュームを
見やすくするときは
『月間検索ボリューム』を
クリックして並び順を変更します。
ボリューム確認した「キーワードデータ」をダウンロードする
最後に、左上の方にある[↓]
マークをクリックして、
CSVファイルをダウンロードしておきます。
(エクセルでもGoogle
スプレッドシートでも
どちらでもOK)
手順④:キーワードを分類してカテゴリー分けする
次は、
キーワードを分類して整理
していきます。
ダウンロードしたキーワードを
Googleスプレッドシートに
アップロードしていきます。
ちょっと見にくいので、
これを見やすく整理すると、
以下のような感じになります。
「検索キーワード」
「検索ボリューム数」
「競合性」だけを残して、
それ以外は削除でOKです。
検索ニーズごとにグループ分けしていく
今度は、
このキーワードを
同じ検索ニーズごとに
グループ分けしていきます。
検索意図にごとに
キーワードを分けると
こんな感じになります。
言葉が違っていても、
同じ意味であれば
同じ色にしています。
このように、
検索意図をイメージしながら
色分けすることで、
これから作成する記事の
内容をイメージしやすくなります。
色分けのコツ
- よくわからない時はそのキーワードで検索してみる
- 記事にしないものはグレーで振り分けておく
- 完璧に分けなくてもイメージできればOK
最初は検索意図がわからなくて
イメージしにくいと思いますが、
慣れてくれば、
何となく感覚を掴めるので、
まずは気楽にやってみてください。
注意ポイント
検索意図を知るには、
ネタにする事柄や、
紹介したい商品サービスなどを
実際に体験(経験)しておくことが大切です。
ネットで調べた情報を
表面的な知識で書こうと思っても、
イメージできないので注意してください。
検索意図に沿って「1記事当たり1キーワード」を狙う
記事作成においては
「1記事当たり
1キーワード(組み合せ)」
を狙っていくのがコツです。
例えば、
同じ【動画配信サービス・おすすめ・ドラマ】
を含むキーワードでも、
以下のような違いがあるので、
それぞれで記事を作成していくイメージです。
- 海外ドラマを楽しめる動画配信サービスのおすすめ
- 国内ドラマを楽しめる動画配信サービスのおすすめ
- 韓流ドラマを楽しめる動画配信サービスのおすすめ
検索ニーズごとに振り分けたら、
記事に優先順位を付けていきます。
手順⑤:優先順位を付けてキーワード選定する【100~1000がおすすめ】
次は記事のテーマとして扱う
キーワードの優先順位を決めていきます。
ちなみに、
優先順位を付ける理由は
「キーワードには難易度があるから」です。
キーワードの難易度
- 検索ボリューム1000以上:【競合が強くてすぐには上位表示できない】
- 検索ボリューム100~1000:【上位を取れる可能性有り+アクセスもある】
- 検索ボリューム100以下:【上位を取りやすい+アクセスは少なめ】
最初から大きい検索ボリュームを
狙っても上位を取れないので、
「勝てそうなところ」から狙って
コツコツアクセスを集めていきましょう。
おすすめは100~1000くらいの
検索ボリュームですが、
10~100でもぜんぜんOKです。
この検索ボリュームは
あくまで目安なので
「絶対にそのアクセス数しかとれない」
という訳ではありません。
私の経験ですが、
月間10~100のキーワードで
上位表示されたしたとき、
1日100くらい(月間約3000pv)の
アクセスを一記事で集めていたことがあります。
たまたま「当たりキーワードだった」
ということもありますが、
10~100くらいの
検索ボリュームでも普通に
アクセスを集められます。
サイトは成長するものです。
サイトに少しずつアクセスが集まると、
サイトそのものがGoogleから評価されるようになります。
Googleに評価されると、
サイトのランクが上がって行きますので、
徐々に難易度の高そうなキーワードでも
上位表示できるようになって行きます。
ロールプレイングゲーム
みたいなものです。
少しずつ安定したアクセスを集めて、
サイトのレベルアップを目指していきましょう。
手順⑥:検索意図を踏まえて「想定読者」をイメージする
狙うキーワードを決めたら、
以下の2つを考えていきます。
- 検索意図:ユーザーの目的・何を知りたいのか?
- 想定読者:読んでくれる読者のイメージ・人物像
検索意図と想定読者を決めることで、
的外れな記事内容を書いてしまう
失敗を防げるようになります。
今回は、
[動画配信サービス・子供・おすすめ]で
考えてみます。
ポイント
検索意図は自分で考えるのではなく、
実際に検索して『検索上位10サイト』を
見てみましょう
そうすることで、
より正解に近い検索意図を
イメージすることができます。
正確な検索順位を確認するために、
「シークレットモード」で検索します。
選定した「キーワード」を入力して検索
検索結果を元に
検索意図を
イメージしていきます。
検索結果に出てきた
切り口は以下のような内容。
- 子供が楽しめるアニメが多い動画配信サービス
- 子供向け(幼児向け)番組を配信してるおすすめサイト
- 子供と一緒に楽しめる動画を配信しているおすすめサービス
- 子供に見せていても安全な健全な動画配信サービス
上記を踏まえて
検索意図を考えてみます。
顕在ニーズ
子供向け番組を多く
配信している
「動画配信サービス」を知りたい
どの配信サービスが
おすすめなのか、
比較した情報を知りたい
潜在ニーズ
お金を払う以上、
動画配信サービス選びで
損したくない
子供が飽きない
動画サービスを選んで
失敗したくない
何となくこんな感じかなと
思います。
2つの違い
- 顕在ニーズ:検索結果やキーワードから推測できる目に見える目的
- 潜在ニーズ:読者も気づいていない本質的に知りたいこと
大切なのは「潜在ニーズ」を
満たしてあげることで、
その悩みを取り除くために、
適切な情報と提案を
してあげましょう。
上記の内容を踏まえて
想定読者をイメージして
みましょう!
想定読者のイメージ
- まだまだ手が掛かる小さい子供がいるママ(もしくはパパ)
- 家事中や移動中に動画配信サービスを見せて静かにさせたい
- 子供が飽きない動画配信サービスを選んで、それを観せておきたい。
- 時間があれば、子供と楽しめる作品もあればなおGood!
ここまでイメージできれば、
あとは「想定読者」に対して、
顕在ニーズと潜在ニーズを
盛り込んで記事作成すればOKです。